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教授挨拶

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順天堂医院 形成外科   主任教授  水野 博司

順天堂医院 形成外科   主任教授

水野 博司

時代の変化に応える形成外科医の育成

順天堂大学形成外科は1965(昭和40)年9月に東京大学医学部形成外科より丹下一郎が赴任し整形外科学教室の一部門として開設された診療科で、我が国の大学病院における形成外科としては東京大学、慶応大学に次いで全国で3番目に院内標榜された伝統ある診療科です。その後1969年には整形外科より独立、1971年には形成外科学研究室が設置され、1986年には丹下一郎が初代教授に就任しました。その後1993(平成5)年7月に2代目教授・梁井 皎に引き継がれ2007年には講座となりました。そして2010(平成22)年6月より3代目教授・水野博司のもと、現在日本形成外科学会専門医29名を含む、合計47名(常勤22名、非常勤25名)のスタッフで日々診療にあたっています。2015年には開設50周年を迎えることができ、さらなる発展とより良い医療の提供を目標に努力し続けています。

 

私が形成外科医を志した1990年台前半は、それまでのいわゆる“Plastic Surgery”に加えて再建外科“Reconstructive Surgery”の隆盛期で多くの新しい皮弁の開発が進んでいました。しかし、それら多くの皮弁は今や標準的なものになり、その後のマイクロサージャリーはさらなる進化を遂げ極小リンパ管レベルでの吻合技術の確立までに至っています。また近年では再生医療“Regenerative Medicine”という革新的な領域においても皮膚・軟骨・骨・脂肪組織など、形成外科医が日常的に扱う組織の再生が形成外科医によって臨床応用され始めています。一方で人口の高齢化や疾病動態や社会の変化とともに、30年前の当時では対象患者が非常に少なかった下肢慢性潰瘍や乳房再建、抗加齢美容外科など新たな需要が増え、多くの患者が我々形成外科医の技術を希求するようになりました。こうなってくると、これから形成外科を志し次の時代を担おうとする人たちは、常に時代の要請を見据え、国内外を問わず多くの機会に触れて情報収集し、国際レベルで多くの仲間を増やしていくことがこれまで以上に重要になってきます。そして私の立場にいるような上級医も、若手に対してそのような道筋を作ってあげることが先輩教育者としての役割ではないかと考えています。順天堂大学形成外科の上級スタッフは例外なく海外留学経験者であり、グローバルな視点で若手医局員の背中をポンと後押しすることを惜しみません。

 

臨床、研究、教育、どれをとっても、時代の変化に合わせたニーズに応えるために、常に新しいことに取り組む姿勢が重要だと考えています。そのために、若手医師のやる気を尊重し、少々の失敗には目もくれず果敢にチャレンジしてもらえる環境・雰囲気づくりを大切にしています。

教授プロフィール

平成2年3月 

防衛医科大学校卒業

 

平成2年6月 

防衛医科大学校病院 初任実務研修医

 

平成4年6月 

海上自衛隊硫黄島航空基地衛生隊

 

平成5年8月 

防衛医科大学校病院 形成外科専門研修医

 

平成7年8月 

自衛隊横須賀病院

 

平成10年2月 

自衛隊江田島病院

 

平成11年3月 

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 形成外科

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平成13年3月 

自衛隊舞鶴病院

平成14年4月 

日本医科大学形成外科 助手

 

平成14年10月 

日本医科大学形成外科 講師

 

平成18年4月 

日本医科大学形成外科 助教授

 

平成19年4月 

日本医科大学形成外科 准教授

​

平成22年6月 

順天堂大学医学部 形成外科 教授

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平成22年10月 

日本医科大学 形成外科 客員教授

 

平成28年11月 

カリフォルニア大学サンディエゴ校 形成外科 客員教授

現在に至る

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