メッセージ
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助手
苅部 綾香
順天堂大学卒業
形成外科好きが集まる
多様性のある医局
みなさまこの度は順天堂医院形成外科HPをご覧いただきありがとうございます。
当医局の特徴としてはやはり「多様性」が挙げられるのではないかなと考えております。
順天堂大学の学風として「三無主義」(学閥なし、性差なし、国籍の差なし)があることから当講座は男女比などもほぼ1:1であり、国内国外留学についても柔軟な対応が行われています。医局員それぞれのライフイベントに合わせて多種多様な就業スタイルがあることは他大学にはあまり見られない光景ではないでしょうか。
また幅広い形成外科の分野で当講座は症例数にあまり偏りがないことから、医局員の専門分野もかなり幅広くなっております。若手の多い当医局ですが、若手のうちから自分の興味のある専門分野について我こそは!と手を挙げれば、水野教授をはじめ上司先輩方のご指導のもとそれについて学び、研鑽を積ませていただくことができます。そのような環境があることは本当にありがたいことだと感じますし、それによって様々な専門性を持った医局員がいることが当医局の特徴と言えると思います。
様々な価値観や人生に出会い、
ひとりの人として成長できる
私はまだ後期研修中の身ですが、専門は褥瘡、下肢難治性潰瘍などの慢性潰瘍を考えております。慢性潰瘍の患者さんの診療には創傷治癒のための医療知識ももちろんながら、患者さんの日常生活を考え、何が創傷治癒を妨げているか、どうしたら毎日の処置がしやすいかなどを患者さんご家族とお話ししながら寄り添っていくことが必要だと感じております。医師として日々勉強や研鑽を積むことももちろんですが、患者さんご家族とお話ししている中で様々な価値観や人生に出会うことが非常に興味深く、一人の人間として私自身が成長させていただけることにとても感謝を覚えています。まだまだ未熟な私ですが、少しでも多くの患者さんご家族のお役に立てるよう、みなさんに寄り添っていく診療ができるよう努力していきたいと思っております。
形成外科はなかなか一言で表すには難しい科となっており「何か言葉にできないけど形成外科が好き。なりたい/なった。」という方が実は多いと思います。当医局ではそんなふわっとした私たちの心をくすぐり「この分野楽しい」と思える場面がたくさんありますので、ご興味ある方はぜひ見学などご検討ください。みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。